教習所で習ったことを忘れないためにも、運転をする習慣をつけておくことをお勧めます。でも、教習所で習っていないことも現実の道路では出てきます。
そこで今回は、そんな不安を抱えている人のために、なんで一人で運転するのは怖いのか?何から始めたらいいのか?一人で運転するために必要なことについて説明していきたいと思います。まずは、頑張って練習するチャレンジを!!!!
教習所はあくまで免許取得の練習がメイン
不安なのは、実践練習が少ないから
昔と教習内容が現代に活かされてない
免許を取った後も誰かと練習する
YOU TUBEや書籍を活用しよう
1.教習所はあくまで免許取得の練習がメイン
これまで14年ほど、指定自動車教習所で、指導をしてきた経験からすると、やはり教習生の方には早く卒業してほしい、というのが本音です。となると、運転の技能試験に一発で合格してもらいたいものです。
みなさんが免許を取得のためには必ず技能試験、学科試験に合格しなければなりません。
技能試験は、100点満点からの減点方式で第一種免許なら70点以上が残っていれば合格です。
試験には、減点項目と試験中止項目があります。試験中止項目は、運転上、事故に直結する危険な運転行動があった場合です。
減点項目はおおむね軽微な違反行為があった場合です。
このことからも試験に合格するということは、道路上で違反をせず安全な技術で事故を起こさない運転ができるかどうかに焦点が当てられています。
なので、教習中も指導員はそのことを中心に指導をします。また試験はおおむね20分程度しか運転しません。そして教習でも、試験に合格してほしいので、試験コースを中心とした練習がメインになってしまいます。
免許取得後の自分が運転したい場所への実践練習とは程遠いものです。
2.不安なのは、実践練習が少ないから
そういえば、教習所でカーナビを使った練習をしたでしょうか?
実践している教習所もあるでしょう。しかしまだまだ少ないのが現状です。
そういえば、駐車場に駐車するとき、ポールがあるでしょうか?
ポールの数で習っても実践的ではないです。
そういえば、縦列駐車って、実際やることありますか?
都市部に住んでいると、コインパーキングを利用することが多いです。私の場合は免許を取ってから実際の道路で縦列駐車をしたことは数回しかないです。
そういえば、教習車のような形の車に免許を取ってから乗るでしょうか?
多種多様な形の車が多い現代では、教習車のようなセダンタイプに乗る人の割合も少なくなってきています。自分が乗る車の感覚もつかみたいです。
と、あげればきりがないですが、これが私が教習中に教習生からよく言われた内容です。私もそう思います。
免許取得後これらの内容を一人でこなしていかなければなりません。少しハードルが高いですよね?不安になるのも無理はありません。
3.教習内容が現代に活かされてない
上でも話した通り教習内容が現代に合っていないのも否めません。教習所では地図を使って経路を考える教習もありました。確かに、万が一のスマホもナビも使えない場合は必要になることも、なくはないですが、今の時代に合った教習とは言えません。
少しずつ教習内容は変化はしています。
例えば、昔は高速道路の教習はありませんでした。昔は技能試験も地図を使って、自主経路で試験をしていました。ただ私が免許を取得した2004年は、ナビも普及しはじめたところ、ようやくAT車がメインになり始めたころだったので、ある意味、教習所の教習内容は活かされてたかもしれません。
今は、もっと多様な時代です。多様な練習内容が求められます。でも練習内容を増やすと教習時間も教習料金もあがってしまいます。
免許を取った後は自分でできることは自分で勉強して練習する。わからないときは運転できる人に教えてもらう。
こういった個々に応じた練習が必要だと感じています。
4.免許を取った後も誰かと練習する
不安があまま運転をするのも事故になりかねません。免許取得後は親でも先輩でも運転ができる人と実践練習をすることが必要です。
私が免許を取ったときは、父親に車庫入れの練習をみっちりやらされました。
ただ、家族間で練習すると喧嘩になりやすいのも事実です。運転できる人には、その人のタイミングがあります。でもそれは、初心者にはまだ理解できないタイミングでもあります。そのとき、喧嘩がはじまります。優しい人からの教えてもらう方が安心ですよね?
不安な時はペーパードライバー講習を受けてみましょう。お金はかかりますが、一人で運転するための実践的な練習ができます。そこで、実践に実践を重ね、一人で運転する技術を磨くのも一つの手段です。
5.YOU TUBEや書籍を活用しよう
まずは、どんなドライブがしたいか思い描いてみてください。
そのとき、安全に運転するために身につけなければならないことは何でしょうか?
1.その中で、自分で練習できること
2.誰かに教えてもらわないと不安なこと
それを分別して今後の実践練習をしっかり積み重ねてから独り立ちを目指しましょう。
このような書籍は駐車の練習方法や実践的な道路での運転方法について学ぶことができます。参考にするのもいいでしょう。
また、YOUTUBEでは実践的な運転の方法を説明した動画が沢山でてきます。動画を見ながら運転を学ぶことができる点も利点です。これらを活用して、自分でできること、誰かと練習することを分別して練習してみましょう。
最初は誰もが不安です。自分のできることからすこしづつ初めていくことをお勧めします。
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